Profile

所属
制作本部 校正チーム
役職
チーフ校正士
入社年
2016年

1. 宏和デザインを選んだ理由はなんですか

努力をすれば興味のある仕事に挑戦できる

就職活動中に宏和デザインの校正専門職の募集を見つけ、広告デザインではありますが「これも活字メディアの仕事に通ずるのでは」と興味を持ちました。
そこから男女比や平均年齢などを見て、女性が多く、比較的若い社員が多いため、性別や年齢に関係なく努力をすれば興味のある仕事に挑戦できる機会があるのではないかと考えました。

面接に訪れた際に名前の書かれたウェルカムボードで迎えてくれたことや、採用担当の方とのメールのやりとりでの細やかなホスピタリティも素敵だと感じ、より「ここで働いてみたい!」という気持ちが強くなりました。

2. 校正士を志したきっかけは?

出版にかかわる仕事がしたい
小川 詩織 出版にかかわる仕事がしたい

本を読むことが好きで、大まかに出版にかかわる仕事がしたいなという思いから大学時代にメディアについて学んでいました。
就職活動をする際、明確に目指す職種定めず、とにかくまずは「出版や本、活字にかかわる仕事」に就いて、仕事通じてスキルを身につけ、経験を積んでいこうと考えました。
その際校正の仕事も1つの選択肢として考えたことがきっかけです。

3. 主な仕事内容は?

様々な視点から制作物をチェック、チームのスケジュール管理
小川 詩織 様々な視点から制作物をチェック、チームのスケジュール管理

社内で制作されるすべてのデザインの校正を行っています。
また最近では、お客様が制作されたデザインの校正のみを行う単体校正のご依頼もいただけるようになり、お客様との打ち合わせに参加することもあります。
原稿どおりに制作されているか、修正指示が正しく反映されているか、誤字脱字や日本語の誤りがないか、「および」「及び」など同じ単語の表記が統一されているか、グラフや地図は正しいか、全体を通してデザインの整合性がとれているか…など様々な視点から制作物のチェックをします。
校正依頼の件数が多いため、チーム全員が安全・正確に、納期通りに進行できるよう、スケジュール管理や調整も行っています。

4. 校正士の魅力・やりがいとは?

ものづくりの最後の砦

ものづくりの最後の砦として、たくさんの人を支えることができることです。
誰にでも、何にでも間違いは付き物です。
しかし、制作物に間違いがあっては伝えるべき情報もデザインもうまく伝えることが難しくなります。
その間違いの可能性を少しでも無くし、良い情報や素敵なデザインを正しく伝えることの手助けができることが魅力だと思います。
今後はチーフとしてチームの技術力向上や効率化を進めること、そして何より自分もスキルアップをして、入稿事故0に少しでも近づける校正チームを目指していきたいです。

5. 最後に、就職活動中の学生へのメッセージをお願いします!

自分の中の「芯」を持って1つ1つ進める
小川 詩織 自分の中の「芯」を持って1つ1つ進める

就職活動という未知の体験は、不安でわからないことや迷うこと、周りと比べて焦ることも多いのではないでしょうか。
その中でも自分の中の「芯」となる目標や思い、捨てられないこだわりをしっかり持って1つ1つ進めていくことで、きっと納得できる結果にたどり着けるのではないかと思います。
それはもしかしたら初めに思い描いていた企業や職種とは違うかもしれませんが、そうやって得た結果であれば大切なところは変わらないと感じます。思い切って飛び込んでみてください。